舞台は静岡県伊豆の国市にある「伊豆長岡温泉」
温泉場の未来ビジョンを策定し、大切な地域資源である温泉を守りながら、「温泉のある暮らし」をテーマに賑わいづくり・まちづくりを進める「伊豆長岡温泉ミライ会議」が2020年5月末に設立されました。

伊豆長岡温泉ミライ会議には市役所や観光協会、民間企業や温泉旅館など16団体が参画し、「まちづくり」「観光」「コミュニティ」の3つのグループに分かれ、道路空間や遊休不動産の活用やE-BIKEによる周遊など、様々な視点から議論を重ね、社会実験に取り組んでいます。

また伊豆長岡温泉ミライ会議では、今年度定めた未来ビジョンに沿って、地域の課題を本気で解決するプロジェクト型ゼミ「伊豆長岡温泉ミライ大学」を開始。地域で暮らす人・働く人、出身者、地域外から伊豆長岡温泉に関わりたい人が集まり、自治体や地元組織、企業とも連携して、社会を変える取組を進めていきます。

今回のオンラインイベントでは、伊豆長岡温泉ミライ会議の今年度の取り組みやミライビジョンを紹介しながら、「伊豆長岡温泉ミライ大学」のメンバーとしてこれから一緒に活動していく仲間を募集します。

伊豆長岡温泉ミライ会議の取り組みを通して現在の課題を把握し、温泉場の魅力や可能性、そして未来を一緒に考えてきましょう。

◾︎伊豆長岡ミライ会議とは?
伊豆長岡温泉ミライ会議は、賑わいのある温泉場通りの再生を目指し、地域や自治体、民間事業者が連携してつくるエリアプラットフォーム(会議体)として設立されました。国土交通省による官民連携まちなか再生推進事業の採択を受け、温泉場の未来ビジョンを策定し、大切な地域資源である温泉を守りながら、地域で暮らし続けられるコミュニティを目指し、「温泉のある暮らし」をテーマに賑わいづくり・まちづくりを進めています。

◾︎こんな人におすすめ
・都心に住みながら、地域との関わりを持ちたい人
・伊豆の国市に住みながら、より深く地域と関わりたいと考えている人
・二拠拠点生活やワーケーションなど、新しい働き方・暮らし方に興味がある人
・自分のスキルを活かして地域で複業をしてみたい人
・将来的に自ら事業を起こしたいと考えている人

◾︎イベント概要
【日時】2021年3月18日(木)19:30〜21:00
【参加費】無料
【場所】オンライン配信(後日、zoomのURLをお送りします)
【主催】伊豆長岡温泉ミライ会議
【協力】特定非営利活動法人図的表現活用研究所、株式会社トレジャーフット

◾︎タイムスケジュール
19:30 スタート、イベント趣旨説明
19:40 第1部:伊豆長岡温泉ミライ会議について
20:10 第2部:伊豆長岡温泉ミライ大学について
20:30 テーマに沿ってパネルディスカッション
20:50 質疑応答
21:00 終了

◾︎ゲスト
今井 裕久
伊豆の国市 伊豆長岡温泉活性化アドバイザー
<プロフィール>
旧伊豆長岡町生まれ、法政大学大学院工学研究科でまちづくり、GIS等の研究の後、総合設計事務所勤務中より、法政大学の兼任講師としてデザイン工学部の教壇に立ち、現在は現代福祉学部も含め後輩の指導に立つ。恩師である森田喬法政大学名誉教授を代表として、研究資源を社会還元するための特定非営利活動法人図的表現活用研究所を立ちあげ、副理事長に就任。地図(図的表現)×まちづくり×教育をテーマにICC2019 TOKYO(世界国際地図学会議)への参画や国のi-都市再生推進事業にも参加。まちづくり・建築設計事務所のプラスニューオフィスでもプロデューサーを務め、地方創生・生涯活躍のまちなど幅広く全国でのまちづくりに関わる。
※伊豆長岡温泉で活動する地域おこし協力隊員など登壇予定

田中 祐樹
株式会社トレジャーフット 代表
<プロフィール>
大学で地域政策を学んだ後、株式会社セプテーニ入社。ウェブマーケティングの力をローカルで活かすため沖縄県にあるの株式会社パムへ転職。地域密着メディアを運営し、株式会社パムローカルメディア代表取締役社長に就任。地域課題の解決のため、奔走。その後、株式会社ベネフィット・ワンに勤務。サービス開発部部長代理、兼、新規事業開発の責任者を務める。2018年3月、地域課題解決を目的に独立。株式会社トレジャーフットを設立。Going・Going・Localを2019年2月にサービス開始。地域課題解決のため、副業人材とのマッチングサービスを運営 。

◾︎ファシリテーター
辻 麻梨菜
株式会社トレジャーフット
Manager 兼 地域活性化プランナー
<プロフィール>
山梨県北杜市白州町出身。上京して10年。東京の荒波に揉まれている中で、地元の豊かな自然・人の繋がり・地域に根付く文化に心惹かれると同時に、母校の統廃合や地域のお祭りの廃止・縮小など、リアルな現実を目の当たりに。 「地元に恩返ししたい」という想いから2019年3月末で退職し、4月より山梨⇄東京の里帰り二拠点生活を開始。新しい働き方・暮らし方を実践しながら、株式会社トレジャーフットにて複業人材を活用した地域課題の解決を目指す『Going・Going・Local 』の立ち上げに参画。その他、はじまり商店のコミュニティビルダーや、地元・白州町の未来を考える『白州2050』など、様々な切り口で挑戦中。

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