大学での街づくりの中でも学ぶ機会のあった持続的なまちづくりの取り組みである「アルベルゴ・ディフューゾ」。
イタリアの海沿いの小さな町で始まった、地域資源を生かした街並み保存と、都市や建築だけでない食や工業などあらゆる産業につながる、文化の持続的な保存と再発見の取り組みですが、この考え方をヒントに伊豆長岡温泉でも、地域の温泉文化の保全と再生を行っています。
持続的な地域を考える地域であれば行きつく答えの一つだと思います。
アルベルゴ・ディフーゾ インターナショナル 極東支部(ADIeo)

実際、海外のファッション・文化のメディアでも「街に泊まる」や「地域まるごとホテル」のような分散型宿泊施設や地域の紹介が増えています。
篠山城下町まるごとホテルで有名なNIPPONIAさんが、佐原や小菅でも新たに取り組みを始めています。

都市部でも静岡市を中心にサービスを展開するビル泊さんを手掛けるCSAトラベルさんは、静岡県内の用宗でも町の楽しみ方を変えつつあります。

福島県八女市の歴史的な街並みを生かした地域商社うなぎの寝床さんは宿泊や飲食だけでなく、様々なローカルな商いの取り組みは非常に参考になります。

特に福岡県八女市のうなぎの寝床さんと乗り組みは、数年前に視察に視察に訪れ、街なみ保存や地域産業の保存・育成、人材育成など本当に参考になりました。

いずなかビレッジやさかなやステイを運営する「一般社団法人伊豆長岡温泉エリアマネジメント」でも、これらの地域の持続的な取り組みにヒントをいただきつつ、地域の多様な主体が参画する「伊豆長岡温泉ミライ会議」で検討した地域ビジョン「伊豆長岡温泉未来ビジョン」の実現のため、地域の皆さんと連携をして温泉文化の継承と地域連携による持続可能なまちづくり・観光誘客を続けてまいります。
