伊豆長岡温泉ミライ会議では、2020年10月4日に「まちづくり部会」、10月8日に「観光部会」と「コミュニティ部会」を開催しました。メンバーはエリアプラットフォームの各団体と、部会長として日本大学の矢嶋准教授、横浜国立大学の野原准教授、法政大学の今井兼任講師をお迎えしました。
■地域の“いま”を 丁寧に数字で捉えることが未来へのカギ!
まず地域の“いま”を丁寧に数値で抑えるために、地域の人口・観光地の集客推移・空き家状況等を分析しました。 伊豆長岡温泉は、全国でも珍しく温泉場の大半のエリアが都市機能誘導区域に指定され、都市計画上重要なエリアとして位置付けられています。ミライ会議では、国・県・市の施策と連携を図りながら、今後の伊豆長岡温泉のまちづくりを見据え、多角的な検討を行いながら、未来ビジョンを作っていきます。 大事なのはビジョンを共有し、各活動が同じ目標に向かうこと。同じ方向に向かっていれば、例え障壁があっても、それぞれの活動が助け合い、相乗効果が期待出来ます。
■温泉場お散歩市で、まちづくり社会実験を開始!
これから部会ごとにテーマを持って、社会実験を行っていきます。内容は、
①道路空間活用
②遊休不動産活用
③E-Bikeによる周遊
の3つの社会実験を想定しています。
まずは10月11日のお散歩市で第一弾を実践しました!まちづくり・コミュニティ部会参画メンバーの連携・協力により、温泉駅をE-Bikeステーションとして活用させてもらい、日本大学国際関係学部の学生さん17名が、E-Bikeを使って伊豆の国市の特色ある景観を楽しむ周遊ルートを体験してくれました。また温泉場出逢い通りの空き店舗2件を「街角ギャラリー」と「旅する古本」として活用することで、新たな賑わいづくりに挑戦しました。
社会実験で大切なのは予測を立てて検証すること、失敗を恐れずに実践し、伊豆長岡温泉の将来にどう繋いでいくか?に焦点を当てることです。
今後もお散歩市を起点に、多世代を巻き込みながら社会実験を進めていきますので、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
次回の3部会では、今後の伊豆長岡温泉の未来象についてそれぞれ具体的に議論していきます。
ワークショップ通信 vol.2